續我的日文日誌－－読書三昧

「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたらあたしのところに来なさい。以上」
これは涼宮ハルヒの名台詞です。≪涼宮ハルヒの憂鬱≫と言うライトノベルは読ったことありませんが、アニメや、ゲームならやったことあります。まあ～主に杉田智和さんの声が好きだから。
私は、涼宮ハルヒみたいな奇特な人になりたくありません。でも、いつの間にか、自分が宇宙人にもなったように思ってきました。なんか、ハルヒより、長門有希みたいな感じがします。
周りに、友たち皆が興味を持つのは、お金、恋愛、結婚、子供。その他に、互い話題にするのは仕事の愚痴、旅行、遊びこと、食べ物。読書や学習に興味がありません。大人は大抵そうです。
皆「星の王子さま」の中のles grandes personnes（大人たち）になりつづあります。ちなみに、今は「星の王子さま」 のフランス語原作を読んでいます。私にはまだ難しいですね。
 
閑話休題。
 
久しぶりの日記、世の中の愚痴ばっかり書くんなら、それはあまりにも寂しいですよね。
この間、ロシア語の勉強に専念します。ロシア語はよく、学習するのが難しいといわれます。まず文字が３３ヶあり、英語と微妙に違います。（でも日本語は五十音あり、カタカナもあり、それはそれで大変です。）そして、長い語彙が多い、ひとつの単語がしょっちゅう形を変える。でも、名作小説が沢山ありますから、兎に角挑戦してみたいと思います。
私、今使っているの自習書は金田一真澄さんの≪モスクワのロシア語入門≫です。これは中々いいです。前は他の教材も買いますけど、使い難いし、分からないところが多いし、解説が足りません。自修の人にはいい自習書が大切なんです。それがないと、なかなか「入門」できません。この本のお陰で、一ヶ月の努力の内、やっとロシア語が分かる気がします。
この本のいい所は、カタカナで読み方の表記あり、語彙と文法の解説が丁寧で詳しい、とてもわかりやすいです。そして、内容がすごく簡潔に纏めている、余計のことが書きません。CDの語速も格別に遅いし、初心者には優しい。おすすめです。
 
それから、日本語の勉強は未だに続けています。斎藤孝の≪５０歳からの音読入門≫を読んでいます。毎日音読をします。まあ～言っとくけど、私の年はまだ５０歳に届がないですよ。私一番好きなのは「平家物語」の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。紗羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとえに風の前の塵に同じ。」その他、いい文章がいっぱいあります。俳句の良さはあまり分かりませんが、ちゃんと分かるように努力したいんです。
 
中国語≪論語≫原文の勉強も熱中です。今つくづく孔子の偉大さを理解します。
 
告子曰く：「食色性也」。お金、恋愛、食べ物がないと、生きていけないですけど、（恋愛、結婚、子供は人類未来の存続に関わるからですね）日々の修身も努めないと、生きることはただ欲望（食欲と性欲）と苦しみの連続に過ぎない、私は思います。