中国との環境・エネルギー協定に意欲＝6月の経済対話で－米財務長官

中国との環境・エネルギー協定に意欲＝6月の経済対話で－米財務長官

【ワシントン30日時事】ポールソン米財務長官は、30日夜放映された米公共テレビとのインタビューで、6月に開く次回の米中戦略経済対話で「10年間にわたる両国間の環境・エネルギー協定を締結したい」との考えを示した。
　12月に北京で開いた前回の戦略経済対話では、両国は環境、エネルギー分野で協力を強化することで基本合意している。
　このほか長官は、世界貿易機関（WTO）新多角的貿易交渉（ドーハ・ラウンド）の合意、低所得者向け高金利型（サブプライム）住宅ローン問題で浮上した米金融監督機関の統合などが、残された重要な課題だと指摘した。