胡锦涛主席在早稻田大学的演讲稿-中日对照

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2008-06-24 22:13
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楼主#
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尊敬する白井克彦総長、尊敬する河野洋平先生、
諸先生方、学生の皆さん、友人の皆様:
 先ず始めに、白井克彦総長のお招きに感謝申し上げます。本日は、有名な学府であるここ早稲田大学に参りまして、青年諸君と諸先生方と一堂に会する機会を得ましたことを大変嬉しく思います。中国人民を代表して、ご臨席の皆様、日本国民の皆様に心よりご挨拶と祝福を申し上げたいと存じます。
 早稲田大学は中国の人々によく知られている学府であり、中国と深い繋がりがあります。早くも20世紀の初期において、早稲田大学は数千人もの中国からの留学生を受け入れました。中国の近代史において重要な影響を持つ廖仲凱(りょう・ちゅうがい)先生、李大釗(り・たいしょう)先生、陳独秀(ちん・どくしゅう)先生、彭湃(ほう・はい)先生等はここで学問に励んだことがあります。今日、早稲田大学は中国の多くの大学及び研究機関と良好な関係を持ち、幅広い学術交流を展開し、両国の人的文化交流を推し進めるために積極的な役割を果たされました。
 ここに参りまして、思わず私が知っている日本の友人、竹下登先生、海部俊樹先生、小渕恵三先生、森喜朗先生、福田康夫先生、河野洋平先生のことを思い出します。彼らは皆早稲田の出身であり、日本の発展のために、そして中日友好事業のために貢献された方々です。昨年、早稲田大学創立125周年の際、貴学は「世界市民を育成する世界的な大学」、「21世紀へ挑戦する開かれた大学」を目指すことを打ち出しました。これはまさに時代の流れが求めているものです。貴学ではより多くの英才を育成し、日本の経済と社会の発展のために、人類の進歩のために、より大きな貢献をすることを衷心よりお祈り申し上げます。
 中日両国は一衣帯水の隣国であり、両国関係は今正に新たな歴史的スタートラインに立ち、更なる発展の新たなチャンスに恵まれています。この度私は、中国国民の日本国民への友情、そして中日関係の発展への真摯な期待を抱いて、貴国を訪れたのであります。中国政府と中国国民は、日本政府及び日本国民と共に努力して、相互信頼を強化し、友情を深め、協力を進め、将来を企画し、中日戦略的互恵関係の全面的発展の新たな局面を切り開いて行くことを切に望んでおります。
諸先生方、学生の皆さん、友人の皆様:
 「世界の道は早稲田に通じる」。これは早稲田大学の名言であります。中日関係の長期的健全的かつ安定した発展を推進し、両国国民の世世代々の友好を実現するには、両国国民同士の相互理解を絶えず深めていかなければなりません。ここで、私は歴史と現実の視点から中国のことについてお話ししたいと思います。皆様の中国に対する認識をより深めることにお役に立てば幸いです。
 中国は悠久なる歴史を有する国であり、また、大きな変革が起こりつつある国でもあります。5000年余りに亘る長い文明の発展の過程において、中華民族は勤勉さと英知に富んだ民族性、鋭意進取の創造力、自彊してやまない奮闘精神をもって輝かしい中華文明を創造し、人類文明の進歩のために重要かつ大きな貢献をしました。他方、中国は苦難に満ちた道を歩んできました。とりわけ1840年のアヘン戦争以降、封建統治の腐敗と帝国主義列強の侵略によって、中国は艱難辛苦を嘗め尽くしてきました。貧弱でしいたげられる状祝を変え、民族復興の夢を実現するため、中国人民は奮い立って抗争し、確固たる決意で自立を求めてきました。1911年の辛亥革命によって中国を数千年統治してきた専制君主制度を打ち倒して以来、中国の発展は主に三つの段階を経てきました。まず一つ目に、1911年から1949年までです。中国人民は長きに亘り多大な犠牲を払って奮闘した結果、民族の独立と人民の解放を実現し、人民が主人公となる新しい中国を樹立しました。それが、中国の発展と繁栄のための根本的な条件を創り上げました。二つ目に、1949年から1978年までです。中国は社会主義制度を確立し、歴史上最も重大な社会的変革を実現しました。中国人民は並々ならぬ努力を経て国家建設の大きな業績を成し遂げました。三つ目に、1978年から今日までです。中国人民は果敢に改革開放の偉大なる道を歩み始め、新たな歴史的条件の下での新たな偉大なる革命を始めました。
 

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2008-06-24 22:14
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沙发#
今年は中国改革開放30周年であり、中国と中国人民にとって特別な意義を持つ年であります。30年来、中国は、高度に中央集権的な計画経済から活力に満ちた社会主義市場経済へ、そして閉鎖的あるいは半閉鎖的状況から全方位の開放へと、偉大なる歴史的転換を成功裏に実現しました。中国の経済規模は世界十一位から四位に躍進し、中国は世界第三の貿易大国となり、中国人民の生活水準も十分な衣食が得られなかった状態から一応まずまずの生活を送れるところまで発展しました。中国は歴史的な変貌を遂げました。
 改革開放の偉大なる実践において、私たちは、今日の世界の競争が日増しにその激しさを増している中で、一つの国、一つの民族が発展するには必ず鋭意改革し、発展に力点を置き、開放を堅持し、人間を一番大事にし、調和を促進しなければならないことを、つくづくと認識しております。鋭意改革とは、時代の流れに順応し、勇敢に変革し、新たなものを創り上げ、断固として発展を妨げるあらゆる思想と観念を打ち破り、発展を束縛するあらゆる規定とやり方を変え、発展にマイナスな影響を与えるあらゆる体制のひずみを取り除いて、社会の発展と進歩に強い原動力を提供することであります。発展に力点を置くとは、終始発展を何よりも重要な任務として、科学的発展を堅持しながら、発展の原理を把握し、発展の理念を新たにし、発展の方式を転換し、発展の難題を解明することに力をいれ、社会の生産力を絶えず解放・発展させ、経済と社会の良好で快速な発展を実現することであります。開放を堅持するとは、門戸を開いて国づくりに取り組み、互恵とウィンウィンの上で全ての国と経済と技術協力を行い、人類社会が創ったあらゆる優れた文明の成果を学び、吸収し、世界の平和を守ることをもって自らを発展させると同時に、自らの発展をもって世界の平和を守っていくことであります。人間を一番大事にするとは、人民のために発展し、人民に頼って発展し、人民に発展の成果を分かち合ってもらい、人民の主体的地位を尊重し、人民の創造的イニシアチブを発揮させ、終始人民の声を第一号令とし、人民の利益を一番に据え置き、絶えず人民の物質的・文化的生活水準を高め、人間の全面的発展を促進することであります。調和を促進するとは、人民の最も関心ある、最も直接かつ現実的な利益問題の解決を重点とし、社会の公平と正義を促進し、社会の創造力を強めることに力を入れ、最大限に調和の要素を増やし、不協和音を減らして、人民が安住し楽しく働き、社会が安定と秩序を保ち、国家が末永く安定を保つのを確保することであります。
 「苟に日に新たにして、日々新たなり、又日に新たなり」、「天行は健なり、君子以って自彊して息まず」。これは、中華文明の先哲たちが宇宙万物を観察した上での重要な思想であると同時に、中華民族の自彊してやまない民族精神を明らかに示しただけに、中国で千年に亘って伝わってきた格言であります。今日の中国人民の価値観は、今の時代における自らの豊富な実践から来ているだけでなく、中華文明の深い礎をもその源としており、すでに中国人民が変革と創造を行い、時代と共に進んでいくのを励ます強い精神的力となりました。
 中国の改革開放のプロセスを総括し、中国人民は揺るぎ無い結論を得ました。すなわち、過去30年間の中国の急速な発展は、改革開放によるものであり、中国の将来の発展も改革開放に頼らなければなりません。改革開放は現在の中国の運命を決める肝心な決断であり、13億の中国人民が共に下した決断でもあります。
 かつてないほど大きな発展を遂げたにもかかわらず、中国は依然として世界最大の発展途上国であることを、私たちははっきりと認識しております。中国は人口が多く、基盤が弱く、発展がアンバランスであり、発展の中で生じた矛盾や問題はその規模にしても複雑さにしても、いずれも世界でまれに見るものであります。中国は十数億の人々に利益をもたらすような、より高いレベルの小康社会を建設し、近代化と国民全体の裕福を実現するには、まだまだ長い道のりがあり、根気よく努力を続けていかなければなりません。
2008-06-24 22:15
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板凳#
中国は引き続き中国の特色のある社会主義の道に沿って前進していきます。私たちは鄧小平理論と「三つの代表」の重要思想を指針とし、科学的発展観を更に貫徹・実施し、都市と農村の発展、地域の発展、経済と社会の発展、人と自然の調和の取れた発展、国内の発展と対外開放などを総合的に計画して、民生問題の解決と発展の協調性の強化をより重視し、経済建設、政治建設、文化建設、社会建設を全面的に推進し、生産が発展し、生活が裕福で、生態が良好な文明発展の枠組みの構築に努力していきます。
 中国は終始変わることなく平和的発展の道を歩みます。これは中国政府と人民の戦略的な選択であります。この戦略的な選択は、中国の実情に立脚し、時代の流れに順応しており、中国の国内政策と対外政策の統一、中国人民の根本的利益と各国人民の共通利益の統一を表しており、中華民族の偉大なる復興を実現するのに歩まずにはおかない道であります。中国は確固として独立自主の平和外交政策を堅持し、互恵とウィンウィンの開放戦略をゆるぎなく堅持し、国際関係の民主化を推し進め、経済のグローバリゼーションが均衡、普遍的利益、ウィンウィンという方向に向かって発展するのを推進し、人類文明の交流を促進し、人類が生きるこの地球を守り、世界各国と共に発展のチャンスを分かち合い、リスクとチャレンジに対処して、恒久的平和、共同繁栄の調和世界の構築を推進していきます。中国は防御的な国防政策を取り、軍備競争をせず、いかなる国に対しても軍事的脅威にならず、永遠に覇権を唱えず、拡張しません。
諸先生方、学生の皆さん、友人の皆様:
 中日両国人民の友好往来は二千年以上にわたり、世界民族交流史上の奇跡とも言えましょう。長い歴史の中で、中日両国人民は学びあい、お互いの経験を参考にしあい、融合し合い、それぞれの国の進歩を促進すると同時に、東アジア文明と世界文明の宝庫をも豊富なものにしました。
 近代に入りまして、日本軍国主義が中国に対して侵略戦争を起こしたことによって、両国の友好関係は大いに破壊されました。この不幸な歴史は、中華民族に莫大な災難をもたらしただけでなく、日本国民にも大きな被害を与えました。歴史は最も哲理に富んだ教科書であります。私たちが歴史を銘記することを強調するのは、恨みを抱えつづけるためではなく、歴史を鏡とし、未来に向かうためであり、平和を大切にし、平和を守るためであり、そして中日両国人民が子々孫々にわたって友好的に付き合い、世界各国人民が永遠に平和を享受するためであります。
 1972年、中日国交正常化が実現され、両国関係の新たな一ページが開かれました。それ以来、中日関係は各分野において大きな発展を成し遂げました。両国間の貿易額は国交正常化当時の11億ドルから昨年の2360億ドルに増えました。昨年末までに、両国の友好都市は236組となり、人的往来は延べ544万人に達しました。中日関係の改善と発展は、両国と両国国民に実際の利益をもたらし、アジアと世界の平和と発展に重要な貢献をしました。
 今年は中日平和友好条約締結30周年であります。私たちは、中日平和友好条約の重要な歴史的意義を改めて考える時、中日友好事業のために多くの心血を注がれ、多大な努力を払われた古き世代の指導者と各界の有識者の方々を深く偲んでやみません。また、今日に至った中日友好協力の局面は実に容易なことではなく、これをより大切にすべきであるとのことをいっそう感じるようになります。
 中日関係は今新たな歴史的スタートラインに立ち、更なる発展の新たなチャンスに恵まれています。経済のグローバリゼーションが深まりつつある中、中日両国の共通利益は絶えず広がり、協力の空間は絶えず拡大し、国際社会と地域で担うべき責任はますます重くなっています。昨日、私と福田総理は実り多い会談を行ないました。双方は、中日戦略的互恵関係を全面的に深化させることについて幅広い共通認識に達し、両国関係の長期的健全的かつ安定した発展の全体的な枠組みを確定しました。双方は、ともに努力し、戦略的相互信頼を増進し、互恵協力を深化させ、人文交流を拡大し、アジアの振興を推進し、グローバルな挑戦に対処し、中日戦略的互恵関係をともに推進していくことについて一致しました。私は以上の事について次のような考え方を述べたいと思います。
 第一に、戦略的相互信頼の増進です。人間同士が友人となる前提は相互信頼です。国と国との関係を安定させる基礎も相互信頼にあります。中日両国はともにアジアと世界の重要な国であります。双方はお互いに相手の発展を客観的かつ正確に認識し、相手のことをゼロサムのライバルではなく、協力とウィンウィンのパートナーと見なすべきであり、お互いに相手の平和的発展を支持し、相手の発展を脅威ではなくチャンスと見なすべきであります。そして、お互いに相手の重大な関心と核心的利益を尊重し合い、対話と協議を通じて意見の相違を解決すべきであります。
 第二に、互恵協力の深化です。中日両国はお互いにとって最も重要な経済貿易のパートナーであります。双方は、両国の長年来の経済貿易協力の良好な枠組みを大切にし、両国経済の強い相互補完性、協力の大きな潜在力を十分生かし、省エネ、環境保護、金融、情報、知的財産権保護など重点分野の協力を強化し、両国の経済貿易協力を絶えずより高いレベルへ引き上げ、両国関係の物質的基礎を強固なものにすべきであります。
 第三に、人的文化交流の拡大です。人的交流は両国国民の相互理解を深める掛け橋であり、文化交流は両国の国民感情をつなげるきずなであります。私たちは、両国の人的文化交流を根気よく継続し、両国青少年交流の中長期的メカニズムの構築に力を入れ、中日の世世代々友好の社会的基礎をしっかりしたものにすべきであります。
 第四に、アジアの発展を促進することです。アジアの発展は中日両国の協調と協力を抜きにして語れないものであります。私たちは日本側及びアジア諸国とともに努力して、さまざまな形での地域協力、サブ地域協力を推進し、共同の安全を強化し、東アジアの平和と安定を守り、東アジア協力のプロセス及び東アジア共同体の建設をともに推進し、アジアの振興を促進する中で中日の共同発展を実現していきたいと思います。
 第五に、グローバルな挑戦に対処することです。今日の世界が直面している共通の課題は日増しに増え、テロ、気候変動、エネルギー問題、食糧問題、金融リスク、重大な自然災害、重大な伝染病、大量破壊兵器の拡散などは各国の発展と安定に影響を及ぼしています。各国は手を携えてこれに対処することが必要です。中国は日本とともに、各分野における国際協力に積極的に参加し、さまざまな課題に協力して対処する能力を高め、ともに人類の平和と発展という崇高なる事業を推進していきたいと思います。
2008-06-24 22:15
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地板#
諸先生方、学生の皆さん、友人の皆様:
 中日友好は両国国民の共同事業であり、両国国民はこのためにたゆまぬ努力をすることが必要です。日本国民との幅広いふれあいを通じまして、私は、中日友好の発展は日本においてしっかりした社会的基盤があることを強く感じました。長期にわたり、日本国民、社会各界及び友好団体の方々は中日の交流を積極的に推進し、友好協力は終始両国関係発展の主流であります。中国の近代化建設において、日本政府は中国に円借款協力を提供し、中国のインフラ建設、環境保護、エネルギー開発、科学技術の発展を支持し、中国の近代化建設を促進する上で積極的な役割を果たしました。日本各界の方々はさまざまな形で中国の近代化建設に暖かい支援を提供しました。大勢の日本の方々が中日友好事業のために心血を注がれたことを、中国人民は永遠に銘記していきます。
 日本国民は、勉学と創造に長じ、勤勉さ、英知と向上心に富んでいます。古くは1400余年前、日本は20回以上にわたって中国に遣隋使や遣唐使を派遣し、中国の制度、法令、律令を参考にし、仏教、漢字、技術を導入し、その上で自分自身の状況に合わせて独特な日本文化を形成させました。明治維新以降、日本国民は世界の先進的文明を学び、吸収し、日本をアジア最初の近代国家に発展させました。日本国民は限られた国土の上で世界の注目を集めるような発展の業績を成し遂げました。日本は製造業、情報、金融、物流などの分野において世界をリードし、世界一流の省エネと環境保護技術を有しています。これは、日本国民の誇りであり、中国国民が学ぶに値するものであります。
 ここで、私は両国の青年の皆さんにお話したいと思います。かつて貴学で勉強した李大釗先生は、「世界に文明を、人類に幸福をもたらし、青春の我を以って、青春の人類を創造しよう」とおっしゃいました。両国青年は中日友好の新鋭であり、中日友好の未来は皆さんによって切り開かれるものであります。かつて長きにわたって青年に関する仕事に携わってきた私は、青年の皆さんに特別な感情を持っています。私は青年の皆さんと一緒にいるのが好きで、いつも青春と生命の活力を強く感じます。1984年、中国政府は3000人の日本青年を中国に招き、大規模な中日青年友好大交流を行いました。私は最初から最後までその大交流に参加し、日本青年の皆さんと朝から晩まで付き合い、深い友情を結びました。昨年6月、私たちは1984年の中日青年友好大交流に参加した日本の皆さんを中国に招聘しました。皆さんと再び一堂に会し、誠に感無量でございました。私は挨拶の中で、「月日は人々の顔を変えることができますが、友情を変えることはできません。」と申し上げました。このような経験から、私は青年時代に撒いた友好の種は、永遠に私たちの人生に伴ってくれると教わりました。私たちはともに努力し、中日友好の種を広く撒き、中日友好の旗印を子々孫々にわたって伝えていかなければなりません。
 今年は中日青少年友好交流年であります。双方は豊富多彩でさまざまな友好交流行事を行うことになっています。ここで発表したいと思います。中国政府は、100名の早稲田大学の学生の訪中を招聘することを決定致しました。ぜひご在席の学生の皆様もこの交流プログラムに参加し、中国を見てくるよう望んでいます。
諸先生方、学生の皆さん、友人の皆様:
 あと三ヶ月したら、第二十九回夏季オリンピック競技大会が北京で開かれます。福田総理から1964年の東京オリンピックに対する日本国民の深い感動を聞かせていただきましたが、私は深い感銘を受けました。中国国民は心を込めて北京オリンピックの成功を願っています。私たちは「一つの世界、一つの夢」とのスローガンを打ち出したのは、まさに北京オリンピックを通じて、団結、友情、平和のオリンピック精神を発揚し、世界各国の国民同士の相互理解と友情を増進するためであります。この場をお借りして、日本政府及び日本各界の方々から北京オリンピックへのご支援をいただいたことに感謝し、日本各界の方々が観戦のため北京を訪れることを歓迎し、そして日本の選手たちが北京オリンピックで大いに健闘されることをお祈りしたいと思います。
諸先生方、学生の皆さん、友人の皆様:
 早稲田の演劇博物館のアーチに「全世界は劇場なり」とのシェークスピアの名言が刻んであります。古今東西を見渡すと、世界の舞台で演出されたすべての演劇の主役はいずれも各国の人民であります。中日両国人民が手を携え、肩を並べて、中日協力の大舞台において、アジアを振興し、世界の平和と発展を促進する大舞台において、中日関係のより美しい未来をともに創り上げ、世界のより美しい未来を共に創り上げていくことを願ってやみません。
 ご清聴ありがとうございました。
2008-06-24 22:16
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4#
尊敬的白井克彦校长,尊敬的河野洋平先生,老师们、同学们、朋友们:
  首先,我感谢白井克彦校长的邀请。有机会来到著名学府早稻田大学,同青年朋友和老师们相聚一堂,我感到十分高兴。我代表中国人民,向在座各位朋友,向日本人民,表示诚挚问候和良好祝愿!
  早稻田大学是中国人民熟悉的学府,与中国有着很深的渊源。早在上世纪初,早稻田大学就招收了数以千计的中国留学生。在中国近代史上有着重要影响的廖仲恺、李大钊、陈独秀、彭湃等曾在这里负笈求学。今天,早稻田大学同中国许多大学和研究机构保持着良好关系、开展着广泛的学术交流,为推动两国人文交流发挥了积极作用。
  来到这里,我不禁想起我认识的几位日本朋友,他们是竹下登、海部俊树、小渊惠三、森喜朗、福田康夫、河野洋平先生等。他们都是贵校的校友,为日本发展作出了贡献,也为中日友好事业作出了贡献。在去年早稻田大学建校125周年时,你们提出要建设“培养世界人的世界性大学”、“挑战21世纪的开放大学”。这符合时代要求。我衷心祝愿贵校培养出更多英才,为日本经济社会发展、为人类进步事业作出更大贡献。
  中日是一衣带水的邻邦,两国关系正站在新的历史起点上,面临进一步发展的新机遇。我这次来贵国访问,怀着中国人民对日本人民的友好情谊,带着中国人民对发展中日关系的真诚期待。中国政府和人民真诚希望,同日本政府和人民一道努力,增进互信,加强友谊,深化合作,规划未来,开创中日战略互惠关系全面发展新局面。
  老师们、同学们、朋友们!
  “世界的道路通向早稻田”,这是早稻田大学的一句名言。我们要推动中日关系长期健康稳定发展、实现两国人民世代友好,就要不断增进两国人民的相互了解。这里,我想从历史和现实的视角谈一谈中国,希望有助于大家更加深入地认识中国。
  中国是一个具有悠久历史的国家,也是一个正在发生深刻变革的国家。在5000多年文明发展的漫长进程中,中华民族以勤劳智慧的民族品格、不懈进取的创造活力、自强不息的奋斗精神创造了辉煌的中华文明,为人类文明进步作出了重大贡献。同时,中国也走过了艰难曲折的发展道路。特别是1840年鸦片战争以后,由于封建统治的腐朽没落和帝国主义列强的侵略蹂躏,中国饱经磨难、历经沧桑。为改变受人欺凌、积贫积弱的境遇,实现民族复兴的理想,中国人民奋起抗争、前仆后继、发愤图强。1911年辛亥革命推翻统治中国几千年的君主专制制度以来,中国的发展历程大致可以分为3个阶段。从1911年到1949年,中国人民经过长期浴血奋斗,实现了民族独立和人民解放,建立了人民当家作主的新中国,为实现中国发展繁荣创造了根本条件。从1949年到1978年,中国建立了社会主义制度,实现了历史上最深刻的社会变革,中国人民经过艰辛努力取得了国家建设的巨大成就。从1978年到现在,中国人民毅然决然地踏上改革开放的伟大征程,开始了新的历史条件下新的伟大革命。
  今年是中国改革开放30周年,对中国和中国人民来说是一个具有特殊意义的年份。30年来,中国成功实现了从高度集中的计划经济体制到充满活力的社会主义市场经济体制、从封闭半封闭到全方位开放的伟大历史转折,中国经济总量从世界第十一位跃至世界第四位,中国成为世界第三大贸易国,中国人民的生活水平从温饱不足发展到总体小康,中国的面貌发生了历史性变化。
  在改革开放的伟大实践中,我们深刻认识到,在当今世界日趋激烈的竞争中,一个国家、一个民族要发展起来,必须锐意改革、着力发展、坚持开放、以人为本、促进和谐。锐意改革,就是要跟上时代潮流,勇于变革、勇于创新,坚决冲破一切妨碍发展的思想观念,坚决改变一切束缚发展的规定和做法,坚决革除一切影响发展的体制弊端,为社会发展进步提供强大动力。着力发展,就是要始终把发展作为第一要务,坚持科学发展,着力把握发展规律、创新发展理念、转变发展方式、破解发展难题,不断解放和发展社会生产力,实现经济社会又好又快发展。坚持开放,就是要打开国门来搞建设,在互利共赢的基础上同所有国家开展经济技术合作,吸收和借鉴人类社会创造的一切优秀文明成果,既通过维护世界和平发展自己,又通过自身发展维护世界和平。以人为本,就是要坚持发展为了人民、发展依靠人民、发展成果由人民共享,尊重人民主体地位,发挥人民首创精神,始终把人民呼声作为第一信号,把人民利益放在第一位置,不断提高人民物质文化生活水平,促进人的全面发展。促进和谐,就是要以解决人民最关心、最直接、最现实的利益问题为重点,着力促进社会公平正义、增强社会创造活力,最大限度增加和谐因素,最大限度减少不和谐因素,确保人民安居乐业、社会安定有序、国家长治久安。
  “苟日新,日日新,又日新。”“天行健,君子以自强不息。”这既是中华民族的先哲通过观察宇宙万物提出的重要思想,也深刻揭示了中华民族自强不息的民族精神,因此成为中国的千年传世格言。今天中国人民秉持的价值观念,既来自自己在当今时代的丰富实践,也源于中华文明的深厚根基,成为激励中国人民变革创新、与时俱进的强大精神力量。
  总结中国改革开放的历程,中国人民得出了一个不可动摇的结论,这就是:中国过去30年的快速发展,靠的是改革开放。中国未来的发展,也必须靠改革开放。改革开放是决定当代中国命运的关键抉择,也是13亿中国人民的共同抉择。
  我们清醒地认识到,尽管取得了前所未有的发展成就,但中国仍然是世界上最大的发展中国家。中国人口多、底子薄、发展很不平衡,在发展中遇到的矛盾和问题,无论是规模还是复杂性,都是世所罕见的。中国要建成惠及十几亿人口的更高水平的小康社会,要实现现代化、实现全体人民共同富裕,还有很长的路要走,必须持之以恒地艰苦奋斗。
  中国将继续沿着中国特色社会主义道路前进。我们将以邓小平理论和“三个代表”重要思想为指导,深入贯彻落实科学发展观,统筹城乡发展、区域发展、经济社会发展、人与自然和谐发展、国内发展和对外开放,更加注重解决民生问题,更加注重增强发展协调性,全面推进经济建设、政治建设、文化建设、社会建设,努力构建生产发展、生活富裕、生态良好的文明发展格局。
  中国将始终不渝走和平发展道路。这是中国政府和人民作出的战略抉择。这个战略抉择,立足中国国情,顺应时代潮流,体现了中国对内政策与对外政策的统一、中国人民根本利益与各国人民共同利益的统一,是实现中华民族伟大复兴的必由之路。中国坚定不移地奉行独立自主的和平外交政策,坚定不移地奉行互利共赢的开放战略,致力于推进国际关系民主化,推动经济全球化朝着均衡、普惠、共赢方向发展,促进人类文明交流互鉴,呵护人类赖以生存的地球家园,同世界各国一起分享发展机遇、共同应对风险挑战,推动建设持久和平、共同繁荣的和谐世界。中国奉行防御性的国防政策,不搞军备竞赛,不对任何国家构成军事威胁,永远不称霸,永远不搞扩张。
2008-06-24 22:17
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5#
老师们、同学们、朋友们!
  中日两国人民的友好交往绵延2000多年,堪称世界民族交往史上的奇迹。在漫长的历史进程中,中日两国人民相互学习、相互借鉴、相互交融,促进了各自国家发展进步,丰富了东亚文明和世界文明宝库。
  到了近代,由于日本军国主义对中国发动侵略战争,两国友好关系受到严重破坏。这段不幸历史,给中华民族造成深重灾难,也使日本人民深受其害。历史是最富哲理的教科书。我们强调牢记历史并不是要延续仇恨,而是要以史为鉴、面向未来,珍爱和平、维护和平,让中日两国人民世世代代友好下去,让各国人民永享太平。
  1972年,中日实现邦交正常化,揭开了两国关系新篇章。从那时以来,中日关系在各个领域都取得长足发展。双边贸易额由实现邦交正常化时的11亿美元增加到去年的2360亿美元。截至去年年底,两国友好城市达到236对,人员往来达到544万人次。中日关系的改善和发展,给两国和两国人民带来了实实在在的利益,为促进亚洲和世界的和平与发展作出了重要贡献。
  今年是中日和平友好条约缔结30周年。在重温中日和平友好条约重大历史意义的时刻,我们深切缅怀那些为中日友好事业呕心沥血、辛勤耕耘的老一辈领导人和各界有识之士,更加感到今天中日友好合作的局面来之不易,值得倍加珍惜。
  中日关系正站在新的历史起点上,面临进一步发展的新机遇。随着经济全球化深入发展,中日两国的共同利益不断拓展、合作空间不断扩大,在国际和地区事务中肩负的责任也不断加重。我昨天同福田首相举行了富有成果的会谈。我们就全面深化中日战略互惠关系达成广泛共识,确定了两国关系长期健康稳定发展的总体框架。我们一致同意,双方要共同努力,增进战略互信,深化互利合作,扩大人文交流,推动亚洲振兴,应对全球挑战,共同推进中日战略互惠关系。我愿就这几个问题谈些看法。
  第一,增进战略互信。人与人要成为朋友,前提是互信;国与国关系要稳定,基础也在于互信。中日两国都是亚洲和世界的重要国家,双方应该客观认识和正确对待对方发展,相互视为合作双赢的伙伴,而不是零和竞争的对手;相互支持对方和平发展,视对方发展为机遇,而不是威胁;相互尊重对方的重大关切和核心利益,坚持通过对话协商解决分歧。
  第二,深化互利合作。中日互为最重要的经贸伙伴。双方应该珍视长期以来两国经贸合作形成的良好格局,充分利用两国经济互补性强、合作潜力大的优越条件,加强两国节能、环保、金融、信息、知识产权保护等重点领域的合作,不断把两国经贸合作提升到更高层次,巩固两国关系的物质基础。
  第三,扩大人文交流。人员交往是增进两国人民相互了解的桥梁,文化交流是沟通两国人民感情的渠道。我们应该持之以恒地开展两国人文交流,着力建立两国青少年交流长效机制,夯实中日世代友好的社会基础。
  第四,推动亚洲振兴。亚洲振兴离不开中日两国的协调和合作。我们愿同日方及亚洲各国一道努力,推进多种形式的区域、次区域合作,加强共同安全,维护东北亚和平稳定,推进东亚合作进程和东亚共同体建设,在促进亚洲振兴中实现中日共同发展。
  第五,应对全球挑战。当今世界面临的共同挑战日益增多,恐怖主义、气候变化、能源安全、粮食安全、金融风险、严重自然灾害、重大传染性疾病、大规模杀伤性武器扩散等影响各国发展和稳定,需要各国携手应对。中国愿同日本一道,积极参与各领域的国际合作,提高协作应对各种挑战的能力,共同推进人类和平与发展的崇高事业。
老师们、同学们、朋友们!
  中日友好是两国人民的共同事业,需要两国人民为之不懈努力。通过同日本人民的广泛接触,我深深感到,发展中日友好在日本有着深厚的社会基础。长期以来,日本人民、社会各界和对华友好团体积极推进中日交流,友好合作始终是两国关系发展的主流。在中国现代化建设的进程中,日本政府向中国提供了日元贷款合作,支持中国的基础设施建设、环境保护、能源开发、科技发展,为促进中国现代化建设发挥了积极作用。日本各界友人以不同形式对中国现代化建设提供了热情帮助。对日本众多友好人士为中日友好事业倾注的心血,中国人民将永远铭记。
  日本人民善于学习、善于创造,勤劳智慧、奋发向上。远在1400多年前,日本就先后20多次向中国派出遣隋使、遣唐使,借鉴中国的制度、典章、律令,引入佛教、汉字、技术,结合自己的实际形成了独具特色的日本文化。明治维新以后,日本人民努力学习吸收世界先进文明成果,逐步发展成为亚洲第一个现代化国家。日本人民以有限的国土资源创造出举世瞩目的发展成就,日本在制造业、信息、金融、物流等领域位居世界前列,拥有世界一流的节能环保技术。这是日本人民的骄傲,也值得中国人民学习。
  这里,我要对两国青年朋友说几句话。曾在贵校学习过的李大钊先生说过,为世界进文明,为人类造幸福,以青春之我,创建青春之人类。两国青年是中日友好的生力军,中日友好的未来要靠你们开创。我曾多年从事青年工作,对青年朋友有着特殊感情。我喜欢同青年朋友们在一起,感受青春的活力,感受生命的火红。1984年,中国政府邀请3000名日本青年访华,举行规模盛大的中日青年友好联欢活动,我全程参加了那次活动,同日本青年朝夕相处,建立了深厚友谊。去年6月,我们邀请参加1984年中日青年友好联欢活动的日本朋友访华,大家再次欢聚,百感交集。我在致辞中表示:“岁月可以改变人们的容颜,但改变不了人间的友情。”这样的经历告诉我,青年时代播下的友谊种子,将永远伴随着我们的人生。我们要共同努力,让中日友好的种子广泛播撒,让中日友好的旗帜代代相传。
  今年是中日青少年友好交流年。双方将开展一系列内容丰富、形式多样的友好交流活动。在这里,我愿宣布,中国政府决定邀请100名早稻田大学学生访华。希望在座的青年学生能够加入这一计划,到中国去看一看。
  老师们、同学们、朋友们!
  再过3个月,第二十九届夏季奥运会将在北京举行。福田首相曾对我谈及日本人民对1964年东京奥运会的真挚情感,闻后感同身受。中国人民真诚希望办好北京奥运会。我们提出“同一个世界,同一个梦想”的口号,就是要通过北京奥运会,光大团结、友谊、和平的奥林匹克精神,增进世界各国人民的相互了解和友谊。借此机会,我愿感谢日本政府和各界人士对北京奥运会筹办的支持,欢迎日本各界朋友到北京观看奥运会,预祝日本体育健儿在北京奥运会上创造佳绩。
  老师们、同学们、朋友们!
  早稻田戏剧博物馆门楼上嵌刻着莎士比亚的名言“世界是一个大舞台”。古往今来,世界大舞台上演出的所有戏剧,主角始终都是各国人民。我衷心期望,中日两国人民手牵手、肩并肩,在中日合作的大舞台上,在振兴亚洲、促进世界和平与发展的大舞台上,共同创造中日关系更加美好的明天,共同创造世界更加美好的明天!
  谢谢大家。
2008-09-06 15:52
写私信
6#
好长加上好难
2009-03-28 09:53
写私信
7#
是很长,也好难