関西弁基礎講座 第1講 阅读:5482回复:4
私が生まれ育った神戸の須磨では、数をかぞえるときだれもが節(ふし)を付けて数をかぞえていた。
京都や大阪でも同じような節をつけて数をかぞえるのかどうかは知らないが( 多分同じだと思う。知っている人、教えてください。→ )、少なくとも東京地方で はこのような節を付けて数をかぞえることは無い。 (楽譜をクリックするとMIDIで音が聞こえます。) 1から20までで、ワンセットになっている。21から40までがワンセットで以下同じように繰り返す。 (楽譜をクリックするとMIDIで音が聞こえます。) 子どもが風呂で数をかぞえるときや、鬼ごっこで数をかぞえるときは必ずこの節をつけて数をかぞえる。 例えば、「アルファベットのAからZまで言え」と言われたとき、大人でも「えーびーしーでぃーいーえふじー」と「きらきらぼし」のメロディで言う人がいるが、これと同じで数をかぞえるときはどうしてもこの節で数をかぞえてしまうから不思議だ。 節というより、関西弁のアクセント(イントネーション)と考えたほうがよいかもしれない。 子どもが友達をさそって遊びに行ったり、学校に行ったりするときも、節をつけて言う。(これは、子どもだけ。さすがに大人は言わない。) (楽譜をクリックするとMIDIで音が聞こえます。) (楽譜をクリックするとMIDIで音が聞こえます。) (楽譜をクリックするとMIDIで音が聞こえます。) (楽譜をクリックするとMIDIで音が聞こえます。) 名前によってアクセント(ここではメロディ)が変わる。 学校に行くときは、「あそびましょ」が「いきましょ」に変わる。 (子どもたち、今でも節つけて友達さそっているんかなぁ? 知っている人、教えてください。 → ) 1から10まで一まとめに数えるとき、子どもたちは(悪ガキたち。女の子と大人は言わない。。。多分)「ぼぉさんがへーこいた」と言いながら数える。 (楽譜をクリックするとMIDIで音が聞こえます。) |
関西弁基礎講座 第2講
わらべ歌
昔、良く聞かされたわらべ歌に「まめだの歌」がある。 (楽譜をクリックするとMIDIで音が聞こえます。) この歌のメロディは完全に関西弁である。 まめだとは仔狸のことで、酒を買いに行くくらいであるから、妖怪の一種かもしれない。 小さい頃、雨の降る夜に母親からの歌をよく聞かされた。楽しく歌うのではなく、おどろおどろしく歌うのでちょっと怖かった。雨が降る晩に、こんなものに出会ったら不気味であることには違 い無い。 (注:おかん→お母さん, おまん→おまんじゅう) 昔、小学校の音楽の教科書に関西地方のわらべ歌として、この「まめだの歌」が載っていたような記憶があるが、途中でメロディが東京弁化していたように思う。 (歌にまで東京弁が感染するのか。恐ろしや東京弁!) (楽譜をクリックするとMIDIで音が聞こえます。) (昔のことで、あとは覚えていない。 東京弁化した「まめだ」の歌を全部ご存知の方、ぜひ教え てください。 → ) 小さい頃よく歌ったわらべ歌に「下駄隠しの歌」がある。 (楽譜をクリックするとMIDIで音が聞こえます。) ちゅーりんぼー とは一体なんのことであろうか。 何人かの子どもが集まって、靴を片一方脱いで並べ、「げたーかーくし、ちゅーりんぼー」と歌いながら、一つずつ靴を指差して行く。最後の「わしが食た(くった、ではなくて、くたと発音)」の「た」に当たった靴は蹴り上げられ、その靴を履いていた子が鬼になって鬼ごっこが始まる。 (平和な遊びをしていたものだ) 名前は「下駄隠し」であるが、さすがに下駄の子はおらず、靴かサンダル(つっかけと言う)を履いていた。 (いまどきこんな遊びをする子はいないでしょうね。 |
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