関西弁基礎講座 第2講 阅读:5144回复:2
わらべ歌
昔、良く聞かされたわらべ歌に「まめだの歌」がある。 (楽譜をクリックするとMIDIで音が聞こえます。) この歌のメロディは完全に関西弁である。 まめだとは仔狸のことで、酒を買いに行くくらいであるから、妖怪の一種かもしれない。 小さい頃、雨の降る夜に母親からの歌をよく聞かされた。楽しく歌うのではなく、おどろおどろしく歌うのでちょっと怖かった。雨が降る晩に、こんなものに出会ったら不気味であることには違 い無い。 (注:おかん→お母さん, おまん→おまんじゅう) 昔、小学校の音楽の教科書に関西地方のわらべ歌として、この「まめだの歌」が載っていたような記憶があるが、途中でメロディが東京弁化していたように思う。 (歌にまで東京弁が感染するのか。恐ろしや東京弁!) (楽譜をクリックするとMIDIで音が聞こえます。) (昔のことで、あとは覚えていない。 東京弁化した「まめだ」の歌を全部ご存知の方、ぜひ教え てください。 → ) 小さい頃よく歌ったわらべ歌に「下駄隠しの歌」がある。 (楽譜をクリックするとMIDIで音が聞こえます。) ちゅーりんぼー とは一体なんのことであろうか。 何人かの子どもが集まって、靴を片一方脱いで並べ、「げたーかーくし、ちゅーりんぼー」と歌いながら、一つずつ靴を指差して行く。最後の「わしが食た(くった、ではなくて、くたと発音)」の「た」に当たった靴は蹴り上げられ、その靴を履いていた子が鬼になって鬼ごっこが始まる。 (平和な遊びをしていたものだ) 名前は「下駄隠し」であるが、さすがに下駄の子はおらず、靴かサンダル(つっかけと言う)を履いていた。 (いまどきこんな遊びをする子はいないでしょうね。 |
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